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マクドナルド戦略勝ち!お得に見えるコーヒー無料キャンペーン!

かなり大々的なCMとなっているマクドナルドの「コーヒー無料キャンペーン」。

無料でコーヒーが飲めるので、大変お得なキャンペーンです。

一度はマクドナルドに行こう!と思う方も多いと思います。私もその一人です。

しかし!ただより高い物はない!

本当にお得なのか、少し気になりました。

そして、マクドナルドはこんなことして儲かるのでしょうか?

マクドナルドのコーヒー無料キャンペーン

期間:10月16日〜10月20日の5日間、毎日15時〜19時まで

キャンペーン内容:プレミアムローストコーヒー(ホット)のSサイズが、先着1億3千万人に無料提供!

すごいキャンペーンです。一応キャンペーン期間中、1人1杯までとなっていますが、確認しようがないので、何杯でも無料で飲めます

コーヒー好きな人には、大変お得なキャンペーンと言えます。

コーヒーだけ買える?

コーヒー無料キャンペーンなので、もちろんコーヒーを一杯だけという注文は可能です。

でも、やっぱり他のものも注文しちゃいますよね。。

中にはコーヒーだけという人もいると思いますが、多くの日本人は、そこまでメンタルが強い人は多くないと思うんです。外国だと遠慮なくコーヒーだけ注文する人多そうですが笑。

とすると、コーヒーのお供にアップルパイ(100円)やチキンナゲット(200円)、ポテトS(150円)くらいは注文することになります。

(SD:マクドナルドHP)

コーヒー+αを100円〜150円で味わえるとすると、いつもよりはお得ではありますが、完全にタダとはなりません。

しかし、かなりお得であることは変わらないので、利用すべきキャンペーンだといえます。

マクドナルドは儲かるのか?

では、マクドナルドは儲かるのでしょうか?

答えは、儲かります!だからこそのキャンペーンですよね。

少し考えてみました。

コーヒの原価はどれくらいかかる?

一般的なカフェや喫茶店の場合、販売価格300円〜400円のコーヒーの原価は、10%程度の20円〜40円と言われています。大手チェーンのマクドナルドの場合、もっと低く5円〜10円前後とも言われています。とすると、これも仮に予定数が全て出た場合、10円/1杯×1億3千万杯 =10億円の原価がかかることになります。

では、実際何杯くらい出るのでしょうか?

マクドナルドの1日あたり来客数は不明ですので、大ヒットしているセブンイレブンのコーヒーの販売数を参考に考えてみます。セブンイレブンのコーヒーは2015年に8.5億杯の販売がありました。1日当たり200万杯ということになります。

顧客層が異なるため一概に言えませんが、マクドナルドは若年層に利用者が多くこちらを参照)、コーヒーを飲む層は年齢が上がるほど増えることを前提にすると、コーヒーを買う層がセブンイレブンでコーヒーを買う層よりも多いことはないと推測されます。

(SD:Tes Tee Lab

仮にセブンイレブン程度の利用者がいるとしても、10月16日〜20日の5日間で、200万杯×5日=1,000万杯が最大です。1億3千万杯と言っていますが、こんなに販売されることはありえません。

しかも今回のキャンペーンは、15時〜19時と若年層の利用者が多い時間帯で、ランチタイムが対象外なので、さらに販売数は減ります。単純に営業時間で割ってみると、営業時間15時間のうち4時間なので、販売されるコーヒー数は1000万杯×4/15=266万杯となります。

仮にキャンペーンの影響で、20%程度利用者が増えた場合約320万杯です。

そして、約320万杯のコーヒーの原価でも3200万円程度です。

この3200万円が広告宣伝費と捉えると、マクドナルド広告宣伝費の総額60億円程度から見ると、わずか0.5%程度の負担増に過ぎません

キャンペーンの効果でどれくらい儲かる?

マクドナルドの利用者一人当たりの利益を推定します。

セットを注文する人と単品注文の人が混在しているとは思いますが、おそらくセットの価格の低い方くらいの500円〜600円程度ではないかと推定します。

ホットコーヒーの注文客の単価は、もう少し落ちて300円くらいでしょうか。

マクドナルドの原価率は、以外に高く公表資料によると、90%程度の原価となっていますが、労務費とその他は固定費的な要素が多く、実質、原料費が変動費と言えます。そして、原料費の原価率は35%となっています。

そのため、顧客一人当たりの利益は300円×(100%-35%)=195となります。

今回のキャンペーンで仮に20%程度増えた場合には、195円×(266万×20%)= 約1億4000万円程度の利益増となります。

コーヒーの原価3200万円をマイナスしても、約1億円程度の利益が出ます。

もちろんテレビCMなどのコストもあるため、利益はもっと減少、もしくはマイナスになるかもしれませんが、タダで広告宣伝を行なっているとも言えるので、かなり賢いキャンペーンであることは確かです。

さすが、マクドナルド!勉強になります。

まとめ

マクドナルドは定期的にこういったキャンペーンを開催しています。

企業なので利益を獲得するための施策の一つではありますが、利用者としてはお得なキャンペーンなので、上手に利用していきたいですね。

しかし、キャンペーンだから利用するのではなく、日頃の性格の中で利用して、キャンペーンだったらラッキーというスタンスで動く方が賢いと思います。

欲しくないものを買ってまでキャンペーン利用しても意味がないので。

ただより高いものはない!

でも、お得なキャンペーンなので、私は行きます笑!