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世界の巨大企業ランキング。日本企業の最高はトヨタ。でも・・・。

世界の巨大企業ランキングが発表されました。

アメリカのフォーブスが毎年公表しているもので、世界の上場企業2000社をランキングしたものです。

その名もグローバル2000

日本といえば経済大国。トップ10にもかなりの数の日本企業が入っていると思ったあなた、大間違いです。

ランキングを見てみましょう。

トップ10企業

トップ10企業は以下の通りです。()は去年のランキング。

中国やアメリカの企業で、占められています。

10位(2017年16位) 中国平安保険グループ 時価総額1814億ドル
9位(8位) 中国銀行 1586億ドル
8位(9位) Apple 9269億ドル
7位(5位) ウェルズ・ファーゴ 2653億ドル
6位(7位) バンク・オブ・アメリカ 3135億ドル
5位(6位) 中国農業銀行 1841億ドル
4位(3位) バークシャー・ハサウェイ 4919億ドル
3位(4位) JPモルガン・チェース 3877億ドル
2位(2位) 中国建設銀行 2612億ドル
1位(1位) ICBC(中国工商銀行) 3110億ドル

トップ10企業を見るとある法則が見えます。

Appleを除いて全て金融機関であるということです。

金融投資により収益を獲得している企業の価値が大きく出ているということになります。

トヨタのトップ10陥落

日本を代表する企業といえば、トヨタです。

去年2017年のグローバル2000では、10位にランクしていましたが、当期は12位とトップ10から陥落する結果となりました。

(出典:トヨタHP)

自動車事業ではトップのトヨタではあるものの、このランキングの低下は自動車の時代が終わりを迎えている兆候なのかもしれません。

「20年後に自動車を所有している人はいない」

そんなコメントをしたアメリカの自動車業界の専門家がいましたが、自動運転の進歩で自動車はただの移動モジュールになる可能性は大いにあります。

自動車業界は非常に重要な転換点にいると言われています。

同じく、豊田社長がかなりの危機感を持っていることは、誰しも知っていることですが、これからも自動車業界は決して安泰ではない。そんな何かを感じさせるランキングと言えます。

その他の日本企業

その他の日本企業のランキングです。

三菱UFJフィナンシャル・グループ:37位、ソフトバンクグループ:39位、NTT:46位、本田技研工業:58位、三井住友フィナンシャルグループ:59位、Sony:86位、日産自動車:97位 など。

日本では誰しも知っている大企業ですが、世界で見るとこれくらいのランキングになるということです。

今後のトレンド

金融機関の伸びが見える中、次に伸びているのがIT関係の企業群です。

またアジア圏の企業が非常に伸びている結果となっています。

どんどんモノを作る企業のプレゼンスが下がって、ITを利用したサービス、新たな価値提供をしている企業が今後のトレンドになることが見える結果です。

最後に

ただのランキングなので、これ自体はそれほどの意味はないのかも知れません。

しかし、ランキング企業の過去との比較をすることで、世界のトレンドが見えてくるので、とても面白いランキングです。

来期のライキングも楽しみにしながら、今後の世の中の在り方を想像すると進むべき道が見えるかも知れません。